主催事業

第19回修学旅行ホームページコンクール受賞校

【2019(令和元)年度】

※第13回より【文部科学大臣奨励賞】 が 【文部科学大臣賞】 になりました。

文部科学大臣賞(大賞)

開成高等学校(東京都)

< 講 評 >
 生徒の手で旅行先を決めるため、プレゼンまで実施するなど、決められた行き先について調べる事前学習と比べ、よりよい学習になったと思われる。事前学習で課題提起を行い、目的を持って旅行へ参加し、当日の実地調査、事後のレポートで自らの考えの変化等が生まれ、学びが深まったのではと感じさせられるホームページになっている。

 事前学習講座の独自性と現地での充実した学習が、事後作品のレベルの高さに活かされている。目的を持って修学旅行に参加し、現地で感じた事をしっかりと心に刻み込んだ様子が分かるものでした。

 見やすく配置された各構成と出発までの計画の大まかな時間の流れ、行程の詳細案内があることで始めてホームページを見た人にも非常に内容が分かりやすい。旅行委員会の生徒たちが一から作り上げた、生徒たちの意識や自主性の高さが分る秀逸なホームページである。

高等学校部門優秀賞

東洋大学附属姫路高等学校(兵庫県)

< 講 評 >
 修学旅行における目的が明確に設定され、それに基づき現地学習のプログラムがしっかり組まれており、生徒がこの活動で何を学び、何を考え、何を身に付けたのかが良く伝わってきた。また、活動の写真だけでなく、感想文集などの成果物をまとめてあるところも工夫が見られる。

 三陸の震災学習が中心.阪神大震災とも関連したテーマ設定になっている。震災、防災学習に特化したテーマと学習内容、取り組みは非常にレベルが高い。事前学習の内容が大変充実しており、深い学びを得た生徒感想文がある。震災学習プログラム、講話、てんてんマップツアー、商店街追悼セレモニーなど現地の人と関わる中で深い学びを得ている。震災学習作文集が素晴らしい。

中学校部門優秀賞

石巻市立湊中学校(宮城県)

< 講 評 >
 修学旅行の目的や現地学習での各課題研修の取組がよく練られており、興味深かった。また、修学旅行後も生徒たちがこれらの経験を踏まえてさらに成長していく姿も見ることができたので、見応えのある内容だった。

 修学旅行で目指す生徒の姿、教師の思いが明確で学びのねらいと内容が一致している。進路指導の一環として修学旅行を捉えている。5つの班に分かれて,それぞれしっかりとした目的で社会の仕組みや仕事の理解に取り組んだ極めてユニークな内容である
さらに、ホームページの構成においても英語表記も併記してあり、グローバルな対応への心がけが伺える、レベルの高い斬新なホームページの構成に感心しました。
 他校の模範となるホームページである。

中学校部門優秀賞

東洋大学附属姫路中学校(兵庫県)

< 講 評 >
 総合的な学習の時間と修学旅行をリンクさせ、アクティブラーニングの視点をもった学習活動に取り組むことが出来ている。現地の方とのディスカッションなどを通して、生徒たちの考えもより深まったと感じられる。ICTを用いた事前・事後学習も行われており、時代に即した学習への取組が行われていると思われる。 また、生徒がこの活動で何を学び、何を考え、何を身に付けたのかが明確に表される構成となっていた。活動の写真だけでなく、感想文集などの成果物をまとめてあるところも工夫が見られる。

 中高一貫校らしく深い学習に関する目的や取り組み、成果が非常にわかりやすく配置されたホームページでした。関連リンクとして他学年や過去の取り組みもすぐに見られるようになっており、学校全体の学習の流れもつかむことができました。
 他校の模範となるホームページである。

小学校部門優秀賞

該当なし

入選

鹿児島市立錦江台小学校(鹿児島県)

修学旅行の目的や旅行中に期待される姿などが明確になっており、子どもたちも自らのあり方を意識しやすかったのではないだろうか。写真や画像が多く、子どもたちの活動する姿、事前事後の活動の流れをよく見ることが出来た。全体の日程表があり行程を把握しやすい。リアルタイム中継や修学旅行リレー作文は臨場感があり、一緒に参加しているように感じられました。熊本と西郷さん関連の田原坂訪問.地元とつながるテーマになっているのが好ましい。事前事後学習も、ナップザック作り、自主研修計画、修学旅行新聞作成としっかり行われており、特に短歌の取り組みが目を引いた。これらの活動を通して何を学んだのか、何を感じたのかなどが伝わりにくいので、まとめの新聞を拡大できたり、ピックアップしてまとめたりするとさらに良いと感じる。

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兵庫県立小野高等学校(兵庫県)

画像や動画が多く掲載され、活動の様子などが非常によく伝わってきた。屋久島の現地学習がとても深い。画像の貼り付け方に工夫が施されており、見応えがあった。モバイル対応で添付画像の拡大等操作も容易にでき、見る人の事を考えて作られている。操作性に優れ、コンテンツも充実している。速報性も兼ね備えたホームページとして申し分のない内容です。テーマについては、高校生の修学旅行であるため、何を学びたいのか、また、これまでの学習がどのようにいかされているのかなど関連性が見られるとよりよい旅行になると感じられた。

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桐蔭学園高等学校(神奈川県)

生徒自身が各自目的を持って共に考え積極的に自ら創り出している修学旅行というのがとても伝わってきます。それぞれ3つのコースが同時に進行していくホームページの流れもとても見やすくわくわくするものになっていた。ベトナムとカンボジアでの戦禍の学習に特に感銘を受けた。準備の段階から修学旅行に関する取組を細かいところまで紹介している。全体像が見えにくかったので、概要の部分も加えるとさらに良くなると思った。事後学習においては、コースごとにICT機器等を活用し説明する姿が動画でアップされており、その内容から学びの深まりが感じられた。ワークシートがアップされており、他校の修学旅行への取組の参考となる内容である。基本的に生徒の目線で文章も書かれているが、教師の目線でかかれた文章や資料が混在しており、どちらかに統一するか、項目を分けてページ構成をすると、閲覧者や参考にしたいと思っている人にはよりわかりやすくなると感じた。

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