主催事業

第29回全国修学旅行研究大会

終了しました

大会主題 : 感性をはぐくむ修学旅行

今回の研究大会は、喫緊の課題である修学旅行の安全確保に焦点を当て、各方面の方々にご提案をいただくパネルプロポジションの形式で進行します。
修学旅行の事前・実施中・事後を通して、組織・準備・行動の面から生徒の安全確保を図る方策を探究します。

○修学旅行の現状と課題(リスクマネジメント)

東日本大震災は、多くの課題を残しました。今後、修学旅行中に大変な危機に直面する虞があります。そのための事前の準備が重要で、特に、子どもたちに危機管理能力の育成が求められます。修学旅行の実施状況、災害に対する学校の準備すべき事前学習の全体構想をご提示します。

○修学旅行実施上の課題(クライシスマネジメント)

非常時の対応として組織体制を確立し、危機が発生したとき負の影響を最小限にとどめることが重要です。危機状態から脱出し、回復をはかるための情報収集、安否確認、避難誘導、救護活動等について、それぞれの立場での方策をご提示します。

○事後の体制づくり(ケアマネジメント)

状況の点検・分析、事後処理が必要となります。特に、子どもの心のケアについてご提示します。

最後に、研究大会のまとめとして、「修学旅行を通して、若者たちが日本の文化に誇りを持ち、大切 に守っていく社会創造への心の育成」の重要性について、文化庁長官を務められた玉井日出夫氏に語っていただきます。

開催日: 平成24年7月30日(月) ※参加費無料
開催時間:13:00~16:30 (受付開始 12:30)
会場: ホテル グランドヒル市ヶ谷 3階 瑠璃の間 (受付)

※東京都新宿区市谷本村町4-1 TEL:03-3268-0111
(JR総武線、都営地下鉄新宿線、東京メトロ有楽町線、南北線、市ヶ谷駅下車徒歩3分)


●主催:公益財団法人 全国修学旅行研究協会

●後援:(一部申請中)

文部科学省
東京都教育委員会
全日本中学校長会
日本私立中学高等学校連合会
観光経済新聞社
教育家庭新聞社
観光庁
全国連合小学校長会
全国高等学校長協会
日本教育新聞社
財団法人都市農山漁村交流活性化機構
近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟

●協賛:近畿日本ツーリスト株式会社


研究主題 : 学びの集大成を図る修学旅行
●全体協議
全体協議:パネルプロポジション(提案型ディスカッション)
「修学旅行の安全確保」(修学旅行の危機管理)
●講演
「文化を大切にする社会の創造」
前文化庁長官・現玉川大学教育博物館館長 玉井 日出夫 氏

 

【 玉井 日出夫 氏 略歴紹介 】
愛媛県出身、東京大学卒
1974年 文部省入省。総括審議官、官房長を 歴任
2007年 文部科学審議官
2009年 第十九代文化庁長官
2010年 退官
現在、玉川大学教育博物館館長、芸術学部メディア・アーツ学科教授