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<トピックス>
●「旅行・集団宿泊的行事に関する調査」まとめ
●「沖縄修学旅行、平成15年は33万人」
●修学旅行とインターネットの活用
第3回「修学旅行ホームページコンクール」最終審査
事例5「立命館宇治高等学校・国別選択海外修学旅行」
事例6「兵庫県立西宮今津高等学校・北海道スキー修学旅行」
●学習の素材
青森、東京、和歌山情報ほか
−トピックス−
@横浜「みなとみらい線」開通と地域情報
Aソニー・エクスプローラサイエンスでの科学体験
B女性と仕事の未来館で職業を学ぶ
C福岡・佐賀・長崎の修学旅行説明会
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●「旅行・集団宿泊的行事に関する調査」まとめ
財団法人全国修学旅行研究協会「旅行・集団宿泊的行事に関する調査」の一部概要を、下記のとおり紹介します。
●中学校の集団宿泊的行事の実施状況
実施状況 | 宿泊を伴なう旅行 | 宿泊を伴わない旅行 | ||
校数(校) | 割合(%) | 校数(校) | 割合(%) | |
実施している | 129 | 78.2 | 120 | 72.7 |
どの学年も実施していない | 36 | 21.8 | 44 | 26.7 |
無回答 | 0 | 0.0 | 1 | 0.6 |
合 計 | 165 | 100.0 | 165 | 100.0 |
【考察】
生徒の体験不足が言われている今日、教育活動、特に長期の宿泊体験を重視されている中で、宿泊を伴なう校外学習を実施する学校は今後さらに増えていくのではないか。日帰りの校外行事については、1年生の遠足等ほとんどの学校がを実施しているのと思われるが、「どの学年も実施していない」学校も26.7%に上った。遠足等の日帰り校外行事を体験学習などに代えているのであろうか、追求してみたい。
●集団宿泊的行事の名称
行事の名称 | 宿泊を伴う旅行 | 宿泊を伴わない旅行 | ||||||||
1学年 | 2学年 | 3学年 | 合計 (校数) |
割合(%) | 1学年 |
2学年 | 3学年 | 合計 (校数) |
割合(%) | |
遠足 | − | − | − | − | − | 51 | 43 | 34 | 128 | 53.8 |
林間学校 | 17 | 20 | 1 | 38 | 17.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.0 |
スキー学校または スキー教室 |
16 | 24 | 3 | 43 | 20.0 | 11 | 6 | 5 | 22 | 9.3 |
移動教室 | 10 | 4 | 4 | 18 | 8.4 | 3 | 3 | 1 | 7 | 2.9 |
野外教室 | 20 | 15 | 4 | 39 | 18.1 | 8 | 4 | 1 | 13 | 5.5 |
交流学習 | 2 | 4 | 2 | 8 | 3.7 | 3 | 2 | 2 | 7 | 2.9 |
その他 | 37 | 20 | 4 | 61 | 28.4 | 24 | 26 | 9 | 59 | 24.8 |
無回答 | 3 | 2 | 3 | 8 | 3.7 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0.8 |
合計 | 105 | 89 | 21 | 215 | 101 | 85 | 52 | 238 |
※宿泊を伴う行事、その他の名称:天城の生活、山の学習、新入生英語キャンプ、校外宿泊学習、宿泊研修、閑谷学校、冒険活動教室、宿泊体験学習、登山、自然教室、妙高少年の家、青島サバイバルキャンプ ※宿泊を伴わない行事、その他の名称:社会見学、校外学習、歴史探訪、小中交流、体験遠足、校外研修、閑谷研修
【考察】
様々な行事名称が使用されている。現状では交流学習は多くないが、姉妹校交流など人との出会いが重視される傾向から、今後の増加が予測される。
■調査結果の詳細は、修学旅行ドットコム(全国修学旅行研究協会ホームページ)にて、近日中に掲載予定。
(沖縄県観光リゾート局、財団法人沖縄観光コンベンションビューロー)
平成15年、沖縄県には過去最高の33万人の修学旅行生が訪れました。同県では、昨年前半に相次いだイラク戦争やSARSの影響が懸念されたものの、入域観光客数全体においても初めて500万人を突破するなど、堅調な伸びを示しており、県観光リゾート局は、積極的な誘客キャンペーン、「美ら海水族館」など大型施設のオープン、沖縄文化への関心の高まり、航空路線の拡充などを主な要因として掲げ、豊かな自然環境・観光資源と全国的なニーズが相乗的に作用した成果と総括しました。
平成16年の目標としては、体験・滞在型メニューのさらなる拡充とともに、主に首都圏域からの中学校の航空機利用促進による増加が見込まれており(平成15年は約7万5千人)、今後のさらなる展開が期待されています。
■沖縄県の情報
→真南風(まはえ)ネット:財団法人沖縄観光コンベンションビューローによるホームページ。体験学習を中心としたデータベース、プログラムのほか、各学校による修学旅行の文化・生活・平和学習などの様子が紹介され、修学旅行取り組みに参考になりうる情報が充実しています。
第3回「修学旅行ホームページコンクール」最終審査
第3回「修学旅行ホームページコンクール」(主催:財団法人全国修学旅行研究協会、後援:文部科学省ほか)は、本年も456校(高等学校208校、中学校207校、小学校41校)の参加をいただき、現在は最終審査の段階に入っています。審査結果は平成16年3月1日(月)、修学旅行ドットコム(全国修学旅行研究協会ホームページ)にて発表いたします。
→開催状況については、修学旅行ドットコム(全国修学旅行研究協会ホームページ)内の要項ページに掲載。
■問い合わせ先
「修学旅行ホームページコンクール実行委員会」
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-6-8 九段南ビル6F (財)全国修学旅行研究協会・本部事務局内
TEL03-5275-6651/FAX03-5275-6653/ E-mailはこちら
−第2回「修学旅行ホームページコンクール」優秀校から−
→事例5「立命館宇治高等学校・国別選択海外修学旅行」
●実施期間 平成14年8月16日(金)〜9月4日(水)の期間内でコース別の日程
●旅行先 国別選択(アメリカ・カナダ・中国・ドイツ・オーストラリア・フランス・イギリス)
【ホームページの主な特色】画像、コメント、生徒たちの感想を中心に、海外修学旅行中の活動の様子を克明に記録。コース数、日数等の関係で、ホームページとしての絶対量が非常に大きいものの、内容は日記的な形式で読みやすい。
【講評】国別の海外修学旅行を実施している。特にホームページとしてビジュアル面での完成度が高い作品。
→事例6「兵庫県立西宮今津高等学校・北海道スキー修学旅行」
●実施期間 平成14年1月23日(水)〜1月26日(土)
●旅行先 北海道(ニセコ東山スキー場、小樽市街)
【ホームページの主な特色】修学旅行中の様子を豊富な画像で紹介している。スキー学習のアクティブな面を活かして動画を駆使。現地で作成したデータがリアルタイムで直接ホームページにアップロードされ、保護者・在校生も楽しめる。
【講評】前年に引き続き、北海道の情景をイメージさせる作品。生徒たちによる手づくり感がよく出ている。
(横浜市/財団法人横浜観光コンベンションビューロー)
(ソニー・エクスプローラサイエンス)
(北部九州三県広域観光協議会)