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Web修学旅行新聞 第3号(平成15年7月発行号)

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<トピックス>
●「第3回修学旅行ホームページコンクール」の開催について
●インターネットの活用
 事例2「桜丘女子高等学校(東京)オーストラリア異文化体験学習」
●修学旅行の候補地「白神山地」
●学習の素材集
 和歌山「ほんまもん体験vol.2日高地区」
 長崎「長崎市の新・体験学習」
●一般情報
 「ジュラシック・パーク・インスティテュート・ツアー(東京)」
   「フジヤマミュージアム 7/26オープン(山梨/富士急行)」

 

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●「第3回修学旅行ホームページコンクール」の開催について

本年度で第3回を迎える、財団法人全国修学旅行研究協会主催の「修学旅行ホームページコンクール」では、各学校による修学旅行の掲載ホームページを対象とする優れた取り組み事例を募集・顕彰し、広く全国に向けて情報発信を行う取り組み。
昨年同様、文部科学省と各教育団体、朝日新聞社の後援のもと、最も優秀な作品には文部科学大臣奨励賞が交付される。 開催概要は以下の通り。 9月からの応募受付のスタートを控え、本年も全国から多数の参加が期待されている。

 

「第3回修学旅行ホームページコンクール」開催概要
■応募要件
平成14〜15年度中に実施された修学旅行。全国の小・中・高等学校の学校ホームページで、修学旅行内容についての掲載、紹介のあるもの
■応募期間
平成15年9月1日(月)〜12月19日(金)
■審査方法
修学旅行ホームページコンクール実行委員会(財団法人全国修学旅行研究協会)による内部審査、審査委員会(各委員名については後日発表)による本審査(平成16年1月〜2月)
■結果発表
審査結果発表・・・平成16年2月27日(金)
当ホームページ及び財団法人全国修学旅行研究協会発行の『Web修学旅行新聞』にて発表。その他、受賞校には直接通知を行います。
■表彰内容
ホームページコンクール大賞 1点
各校種別(高等学校・中学校・小学校)最優秀作品賞 各1点
入選作品 10点程度
 
→今後の開催状況については、
修学旅行ドットコム(全国修学旅行研究協会ホームページ)内の専用ページにて随時掲載予定。
 
■問い合わせ先
「修学旅行ホームページコンクール実行委員会」
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-6-8九段南ビル6F
財団法人全国修学旅行研究協会・本部事務局内
TEL:03-5275-6651/FAX:03-5275-6653/shugakuryoko@h8.dion.ne.jp


 

●修学旅行とインターネットの活用

(「第2回修学旅行ホームページコンクール」優秀校から)

 

→事例2:桜丘女子高等学校「オーストラリア異文化体験学習」

●実施期間:平成14年10月25日(金)〜11月1日(金)
●目的:英語とインターネットをツールとして使いこなし、これからますます必要となるコミュニケーション、プレゼンテーションのできる生徒の育成。
●旅行先:オーストラリア(メルボルン・フィリップ島)

 

【ホームページの主な特色】
インターネットをフルに活用した現地情報・話題の入手はもとより、生徒たちが1年次から作成したホームページを、現地でホストファミリーとともに閲覧できるようにすることにより、コミュニケーションを図るための一助とした。

日本文化・オーストラリア文化についての事前学習(調べ学習)の成果も、プレゼンテーションの実施やWeb上での掲載により、情報の共有化を実現させた。

その学習内容も、英語による自己紹介にはじまり、日本文化(俳句・食)の紹介や手作りお土産の作成の様子など、非常に多岐に渡っていて興味深い。

修学旅行中は、セント・フランシス・ゼイビア・カレッジ(SFXC)での授業参加(体験学習)の様子を中心に、モバイル通信によるリアルタイム配信の現地報告が充実させており、保護者向けの連絡ツールとしての機能を果たすとともに、在校生をはじめ、今後様々な学校の取り組みにとっても大いに参考になりうるものとなっている。

 

【講評】
修学旅行をオーストラリアに5泊6日のホームステイの形態で実施しているものだが、特に良かったのは、事前事後の指導の緻密さにある。 生徒たちの自主研修も含め、きめ細かな配慮の下に指導が行われており、大いに他校の参考になる。現地からのモバイル通信も、実情把握や保護者への連絡などに良い方法であり、内容、質ともによい。その完成度は大賞にも匹敵する。

 

 

●修学旅行の候補地「白神山地」

6月上旬に白神山地を、地元の方の案内で訪れることができた。
静寂の中に、張り詰めた空気が流れる。ふっと我に返ると、何万年を経た歴史の重さと温かさが身を包んでくれる。
白神山地の岳岱のブナの林の真っ只中である。世界遺産に指定された白神山地は、秋田県と青森県にまたがる約17,000haという広大な森林生態系保護地域である。
 
今回、秋田県側を紹介すると、主に能代市を拠点にして八森コースと岳岱コースがある。八森コースをたどると、途中に白神山地のインフォメーションセンターとしての「八森ぶなっこランド」がある。林道終点の二ツ森の駐車場から往復約1時間の二ツ森登山コースは、まさに世界遺産観察コースである。
また、藤里町から入る岳岱コースは、広大な水甕から湧き出た自然水にのどを潤しながら、ブナに囲まれた岳岱自然観察教育林にたどり着く。 都会の騒音から離れて、自然の中に身をおきながら、自己を見つめるひとときは、これから生きていく上での大きな力を与えてくれるであろう。
 
今、修学旅行の多様化が進む中、「心の学び」として、是非、選択肢の一つに加えたいものである。
(全国修学旅行研究協会理事長・中西朗)

 

 

●学習の素材集

和歌山県:「ほんまもん体験」
〜その2:日高地区の農業体験、森林の学校・田舎体験
該当地域=中津村、美山村
和歌山県の内陸部に位置する中津村では、米・野菜などの収穫作業(農業体験)から、森林ボランティアに参加する自然・林業体験、竹細工・草木染めなどの産業・文化体験が充実しており、「感」「学」「遊」「食」を満足させる体験学習素材の充実を図っている。
ほんまもん体験(日高:1)
 
該当地域=印南町、南部町
南部町を中心とする地域は、梅(南高梅など)の生産量日本一を誇っており、梅をはじめとする果物・野菜や切り花の剪定・収穫・加工などの農業体験を実施している。また、印南町の海沿いでは、伝統のさし網漁も体験できる。
ほんまもん体験(日高:2)
「ほんまもん体験」ホームページ(社団法人和歌山県観光連盟)

 
長崎県:長崎市の新・体験学習
平和学習等への取り組みを中心に、修学旅行の主要目的地として知られる長崎市。自然、環境、伝統行事、国際交流など新しい、近年注目されている優れた学習素材をご紹介します。
 
1.長崎ペンギン水族館でのふれあい体験
「自然と人の共生」をテーマとする平成13年開館の新しい水族館。全世界18種の内7種のペンギンのほか、様々な魚介類や昆虫類が飼育されている。見て、触れて、遊びながら学習できる施設。
長崎ペンギン水族館のホームページ
 
2.長崎の伝統行事・ぺーロン
唐人たちが海神の怒りを鎮めるために行った中国伝来の勇壮なボートレース。
長崎市ぺーロン体験学習施設(「あっ!と ながさき」(長崎市観光・宿泊ガイド)より)
 
3.東山手「地球館」での国際理解講座
 「多文化共生社会への人材育成」をテーマに、市民の手作りによる国際交流の拠点としての活動を行う施設。長崎在住の外国人ゲストを中心に食文化・言語・クイズなどを通じた交流・対話を行う。
地球館のホームページ
 
長崎市からのお知らせ
「長崎市思い出の記コンクール」の開催について
長崎市では、当地を修学旅行で訪れる小・中・高校生を対象に、こころに残る思い出の記を綴った感想文を募集、コンクールの開催を予定しています。
詳細は長崎市観光宣伝課内「長崎市思い出の記コンクール」係(TEL095-829-1314)までお問い合わせ下さい。
 
長崎市についてのホームページ
「ながさきの さるき方」(長崎市観光ガイド)
「あっ!と ながさき」(長崎市観光・宿泊ガイド)

 

 

●一般情報

●「ジュラシック・パーク インスティテュートツアー」の開催について
映画「JURASSIC PARK」のストーリーをもとに、恐竜・DNA・古生物学などを遊びながら学ぶ“エデュテイメント”・トラベリング・エキシビジョン。最新テクノロジーが作り上げた実物大の恐竜たちは、動きも形もまるで生きているようにリアルで、スピルバーグ監督率いるアンブリン社が公式に認めた世界初のイベントとしても注目されている。
 
・期間:平成15年7月19日(土)〜10月26日(日)
・会場:国立代々木競技場オリンピックプラザ特設会場
・問い合わせ先:ジュラシック・パーク・インスティテュート・ツアー事務局(TEL03-3545-3651〜2)
公式ホームページ:http://www.jurassicparktour.com/
 
 
●「フジヤマミュージアム」平成15年7月26日オープン(富士急行株式会社)
平成15年7月26日(土)、富士北麓の富士急ハイランド内に、新しい美術館『フジヤマミュージアム』がオープンする。館内には150インチ大画面によるハイビジョン映像を活用するレクチャールームと収蔵展示室を備え、将来的には学芸員によるガイドツアーも計画されている。
 
主な収蔵品としては、東山魁夷「朝爽」・横山大観「三保の富士」・林武「赤富士」・小倉遊亀「霽(は)れゆく」・片岡球子「めでたき富士」ら、日本を代表する画家の筆による諸作品をはじめ、約60点の「富士山」をテーマとした絵画が展示される。
開館予定日:平成15年7月26日(土)
 
・場所:山梨県富士吉田市新西原5−5597−5(富士急ハイランド内)
・問い合わせ先:フジヤマミュージアム(TEL0555-22-8223)
http://www.fujikyu.co.jp/ (富士急行株式会社ホームページ)

 

 

製作/発行:財団法人全国修学旅行研究協会(Educational Tour Institute)
住所:東京都千代田区九段南2-6-8九段南ビル6F
TEL:03-5275-6651/FAX:03-5275-6653/E-mailはこちら
URL:http://shugakuryoko.com/

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