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<トピックス>
●Web修学旅行新聞の配信開始
●「平成15年度の修学旅行スタートにあたって」
●「修学旅行専用検索エンジン」の運用開始
●研究調査ダイジェスト
「総合的な学習の時間」の観点からとらえた修学旅行
●学習の素材集
青森県:三内丸山遺跡「縄文時遊館」での学習ほか
和歌山県:和歌山県の「ほんまもん体験」
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財団法人全国修学旅行研究協会(全修協)は 昭和32年文部省(現文部科学省)の許可により設立された教育研究財団です。教育を愛し、こどもたちの幸福を希求する多くの人たちと力を合わせ、修学旅行の改善向上をもって、わが国の教育振興に寄与することを目的としてまいりました。
設立時(1957年)から修学旅行の情報発信のメディアとして「修学旅行新聞」を発行(通巻494号)してまいりました。社会全体はもとより、教育の現場にもIT化が急進している現在、新しい形態の情報提供が必要であるとの認識から、インターネットによる「Web修学旅行新聞」を配信することといたしました。
特色ある修学旅行の事例、国内・海外の修学旅行情報、協会の研究・調査結果の公表など、修学旅行の実践と教育に関わる情報をお届けいたします。「web修学旅行新聞」は、皆様とともに創る新しいメディアです。
平成15年度の新学年・新学期が始まり、同時に春の修学旅行シーズンがスタートします。
当協会の調査では、小学校の7割、中学校の8割、高校の1.5割が春季(1学期中)に修学旅行を実施しています。
新しい年度の何かと気ぜわしい中で、直前の準備におおわらわの学校も多いことと思いますが、児童・生徒にとって修学旅行は事前学習すら楽しい作業の一つになるものです。健康管理・安全管理に気を配り、一生の思い出になる楽しく有意義な修学旅行に出発してもらいたいと思います。
修学旅行の情報拠点=「修学旅行ドットコム」(全国修学旅行研究協会ホームページ)では、本年度5月から事前学習や情報収集などに役立つ専門の検索エンジンを設置、運用を開始いたします。
今後あらゆる修学旅行の厳選素材・情報を充実させてまいりますので、ぜひご活用下さい!
「総合的な学習の時間」の観点からとらえた修学旅行の実態調査 近年、旅行先で主体的な児童生徒の活動として体験学習を取り入れるなど、修学旅行が多様化している。
修学旅行における事前学習、旅行先での学習、事後学習という一点の教育活動が、「総合的な学習の時間」とどのように関わっているかをとらえ、新しい教育に対応した修学旅行の研究のための資料とすべく、本調査は全国各地の中学校(任意抽出)を対象とし、回答を得た260校の実態を集計分析し、その結果についての考察を行った。
特に、修学旅行と「総合的な学習の時間」との関わりについては、84.6%の学校が全体または部分的に明確な意識をもって実施しており、新しい教育の下での学校現場の考え方を顕著に示す結果となった。
→調査結果の詳細は…「修学旅行ドットコム」内、調査報告ページ