シンガポール教育旅行情報(6)


 

<海外修学旅行先としてのシンガポール>

シンガポール・エデュケーション
シンガポールの教育旅行に関するポータルサイト
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 千葉英和高等学校は、シンガポールを目的地とした海外修学旅行を実施しています。 なかでも、現地校と交流した英語科の生徒たちは、「初めてアジアに友達ができた!」「日本を外から見ることができた!」と喜びの声を上げるほど、 貴重な体験をしているようです。同校がシンガポールを選んだ理由や修学旅行の成果について、実際にお話をお聞きしました。
 


<治安や対日感情、医療衛生水準などを考慮して決定>

 

 シンガポールは治安が良く、対日感情が厳しくないほか、医療衛生水準が十分に整っていること、公用語が英語のため、英語科生徒にとって英会話を実践するチャンスとなることなどから、 デスティネーションに選びました。

また、 (1)複数の民族が集まる複合民族社会であるシンガポールを見て、体験することにより、多くの民族が交錯する国際社会を洞察する力を養う、 (2)過去の歴史において日本と深いつながりを持ち、近年発展を続けているシンガポールを通して、日本人としての過去を振り返り、未来を考える目を養う、 (3)可能な限り英語を活用して現地の人とコミュケーションを図る、 (4)英語科の生徒は現地校との交流により、以上の目標について体験を深める、 (5)これらを通じて、国際社会の発展と平和を求める心を養う―ことを、修学旅行の目標としています。


◆出発前にどのような事前学習をされましたか?◆
生徒達の興味に応じて、また、実際に修学旅行で役立つようなテーマをクラスごとに決定し、研究発表しました。
具体的には、なぜマーライオンがシンガポールのシンボルとなったのか、 どうしてライオンなのか、なぜマーライオンには尾っぽがあるのかなどをまとめた発表「マーライオンって何だろう?」のほか、 日本とシンガポールの関係を軸にシンガポールの歴史をまとめたもの、シンガポールの伝統料理やおすすめ料理について、また、セントーサ島やチャイナタウンなどの観光名所についてなど、 様々なテーマで発表がなされました。 
研究発表は修学旅行中の情報としても活用できるよう、旅行のしおりに掲載しました。

 
 


<学校交流の成果は素晴らしいものに>

  滞在中はどのような体験学習をしましたか?◆
 英語科生徒は、現地のジュイン・セカンダリー・スクールと交流しました。
挨拶、歌、ソーラン節などを元気いっぱいにこなし、ジュイン校の生徒の盛んな拍手を浴び、 マレー系生徒による優雅な伝統舞踊に見とれました。
また、授業体験のほか、昼は生徒同士で屋台の食事を楽しみ、セントーサ島を一緒に見学。交流の成果は素晴らしいものだったと思います。
普通科生徒は、都市開発局とニューウォータプラントを見学し、小都市国家の見事な運営を学びました。


   
 


<実り多い学校交流だからこそ、拡大していきたい>

◆シンガポールへの修学旅行の成果と今後の課題について教えてください◆
 

多くの生徒にとって初めての海外体験となり、良い成果を上げることができたと思います。生徒からもほぼ満足が得られ、大きな不満は聞かれませんでした。 特に現地校との交流については満足しており、生徒達にとっても良い体験となったようです。可能であれば今後も継続して行きたいです。
できるだけ多くの生徒が観光旅行的なものよりも一歩踏み込んだ体験をできるよう、現地校との交流を拡大していきたいのですが、キャパシティなどの面が課題となっています。 帰国後に体調を崩した生徒が若干名出たため、飛行機の便を変え、無理のない計画とするほか、 衛生面に注意を払い、生水や氷を摂取しないよう徹底させたいと考えています。
―ありがとうございました。

 

日本語Webサイトで情報を提供しています

シンガポール政府観光局公式Webウェブサイトでは、現地の様々な最新情報が入手できます。ぜひご覧ください。
http://www.yoursingapore.com/content/traveller/ja/experience.html
(日本語サイト)
http://www.singaporeedu.gov.sg/jp/htm/index.htm
(シンガポール・エデュケーション)