挨拶

- 「ゆとり教育の充実を」
全国修学旅行研究協会 理事長 中西 朗 -
日頃から当協会に対しまして、多大なご援助を賜り深く感謝申し上げます。
昭和32年に財団法人としての許可を得て以来、50年という節目の年を迎えました。
これを機に、修学旅行の一層の発展を目指して努力してまいります。 - 今、教育にとって「教育基本法の改正」をはじめとして、戦後最大とも言うべき変革が展開されております。
- 考えて見ますと、時の流れとともに教育は変化すべきでしょうが、教育は決して現状対応型ではありません。 未来を志向し、将来のあるべき姿を目指した教育の展開でなければならないことは論を待たないでしょう。
- この考えに立って、「ゆとりある教育」の一層の充実を図るべきでしょう。
「ゆとり」とは、徹底した努力の積み重ねの中で得られた結果を自分の心に語りかけるほっとしたひと時です。
真剣に精一杯学ぶことによって得られる充実の空間です。 - 修学旅行も、学校生活の集大成として総合的に捉えられる学びの場です。
物見遊山ではなく、その集団行動を通しての充実した学びが求められます。
そのときに、「共通のゆとり」が生まれます。 - ですから、学校生活の思い出として残るであろう、歴史・文化・生活・人々との多くの学びの触れ合いが重要です。
- 本来、「旅」とは、未知なる物に触れる感動を大切にしながら、「ゆとり」を享受する時間といえましょう。
修学旅行が生涯の旅の出発点であるならば、日本固有の学校行事として多くの国の関心を呼んでいる行事として今後とも大切にしたいと思います。 - 是非、多くの各方面の方々と手を携えながら修学旅行が充実・発展されることを願ってやみません。

